西武新宿口は現行ダイヤをベースにして、遠距離区間の速達化を考える。
準急を運転すると、優等が都心・郊外のどちらかで等間隔でなくなるか、時間調整を作らなくてはいけないため、急行に格上げする。
現行の快速急行は特急と対になっているが、本数が少なく使いづらいためにいったん廃止する。
かわりに、田無以西で急行のうち毎時2本を高田馬場・鷺ノ宮・上石神井・田無・東村山・所沢・新所沢以遠各駅停車の快急に格上げ。
通過駅へは普通を新所沢まで延長して対応。
西武新宿のホーム使用は現行同様に、1番線=各停・2番線=特急・3番線=快急&急行で固定した。
車両運用の都合と準急が消滅する上石神井〜田無へのフォローを兼ね、小平以西の4連ローカル列車のうち毎時1本を上石神井まで延長し、上石神井で急行に接続するようにした。
この電車は上石神井の上り方の引上線で折り返すことになる。
拝島線の玉川上水以西は、輸送力的には過剰だが増発しても運用数に影響が出ないので、毎時6本とした。
WinDIAデータ
・優等は全て10連。
・毎時50分〜54分に田無の上り線がやや輻輳するため、以下のような運転とする。
・51分…急行(2番線)→52分…始発各停(1番線)→53分…待避各停到着(2番線)→54分…特急通過(1番線)
・運用数は10連12本(現状比-2本)・8連18本(現状比+1本)・4連5本(現状比+3本)
↑私案と'07年改正の平日ダイヤを比較して、対西武新宿での待ち時間を含む平均所要時間の変化。
青は下り、橙は上り。
下りの鷺ノ宮〜上井草は、鷺ノ宮での接続が増えたためかやや速くなっている。
準急を廃止したために、上下ともに武蔵関〜西武柳沢への所要時間が伸びている。
田無以西では、準急の急行化によりやや所要時間が短縮されている。
所沢以北まで来ると、快急増発&新所沢以遠各停化による実質増発の効果がフルに発揮されている。
拝島線方面では、毎時6本を有効列車として使えるようになることで、特に現行実質毎時4本の下り方向の所要時間が縮まっている。